


ウッディハウス本郷植栽
地域の風景へのオマージュ
築30年弱の木造2階建て、住友林業のアパート。縁あって弊社が受け継いて大修繕を行うのにともない、地元の庭師 松葉舎の設計・造園により植栽を一新した。
近隣の山で目にする木々をメインに据え、のびやかなアズキナシとアカマツがトンネルが住む人を招き入れる。
既存花壇の片側と駐車場のアスファルトの一部をはつり、石畳含め奥行き1mの築山。住戸のテラスとの間の透垣は吉野杉の小丸太と大阪材、板金の小屋根。
吉野杉の小丸太は当地でかつて、町家の駒寄せや名産品であるぶどうの棚などに多用されていた。
そんな地域の風景へのオマージュをもつ小さな庭となった。
- 所在 大阪府柏原市
- キーワード マンション植栽 日本庭園 里山 ランドスケープ 造園 松葉舎 吉野杉 小丸太 地域の風景